歩きながら気になるお店を見つけたらぜひ入ってみてください。そして、「美味しい!!」という感激を写真で表現してみましょう。
<撮影方法>
料理撮影のポイントは逆光を利用して撮影する。
<結果>
立体感や、素材特有の色や形、透明感が出る。
再び浅草に戻って夕方の街並を写しました。
<撮影方法>
上からのアングル(角度)で撮る。
<結果>
規模と賑わいが写し出せる。
いわゆる良い写真を撮るためには、アングルはもちろん、被写体選びも重要なポイントです。一見撮影対象にはならなそうなものも、撮り方の工夫で素敵な作品に仕上がります。意外な被写体探しのために、メイン通りだけでなく路地裏に入ってみるのもおすすめです。これは日本最古の遊園地として有名な浅草花やしきの近くにある飲屋街。お店の歴史と古き良き時代への
<撮影方法>
モノクロモードで撮る。
<結果>
灯りが際立ち、独特の世界が写し出せる。
数々の動物のなかでも猫ほど身近で写真写りの良い存在はいません。猫の魅力を100%写すには、行動を知るのが先決。気になる猫を見つけたら繰り返しその場所を訪ねて観察しましょう。そして“いつもの行動”を把握し、先回りしてパチリ!こうすればきっと素敵な写真が撮れるはずです。山田カメラマンが撮影した写真2枚をご紹介しましょう。
<撮影方法>
行動を先まわりして撮る。
<結果>
チャンスを逃さず素敵な写真に。
今回は、デジタルカメラ1つあれば、初心者でも簡単に実践できる撮影ポイントを教えていただきましたが、「もっと上手になりたいなら、まずは自分で撮影した写真をすべて持ち帰って必ず確認することをおすすめします」と山田さんはいいます。デジタルカメラが普及したことで、思うように撮れなかった写真をその場で消したり、撮ったまま放置したりすることが簡単にできるようになりました。しかし、上手くなるためには失敗した写真を自分で見て、失敗の原因を確認し、改善していくことが大事だというわけです。そのうえで撮影モードを変えたり、被写体や撮影時間、季節などを工夫したりして、独自の世界を表現してみましょう。
さて、今回の雷門からスカイツリーまでの撮影散歩で歩いた距離は歩数にして11,308歩。最短コースなら片道1.5km、往復でも3km。一般的な成人なら約4,000歩、およそ40分で歩ける距離ですが、路地裏を歩き回ったり、寄り道をしたりしたことで1万歩超えを達成しました。楽しく写真を撮りながら運動もできる撮影散歩でした。