心奪われるほど美しい函館の夜景を、せっかくならば思い出として写真に残しておきたいものです。しかし、いざ夜に写真を撮ってみると、ブレてしまったり、真っ暗になってしまったりと、思うように撮影できなかった経験はありませんか？ここでは、夜景を綺麗に撮影するための3つのポイントをご紹介します。

1）フラッシュをOFFにする

夜景をうまく撮影できない主な原因としてまず挙げられるのがフラッシュです。フラッシュはOFFにして撮影してみましょう。「暗い場所を撮影するのにどうしてフラッシュをOFFにするの？」と思われるかもしれませんが、そもそもフラッシュの光は数メートル先にしか届きません。夜景のようなフラッシュの光が届かないような距離を撮影する場合、フラッシュをたいてしまうと、シャッター速度が速くなるため、十分に光を集められず暗く写ってしまいます。

2）カメラの固定

2つ目のポイントはカメラを固定することです。夜景の場合、周りが暗いため、シャッター速度がどうしても落ちてしまいます。手ぶれはシャッター速度が遅ければ遅いほど発生しやすくなりますので、夜景を撮影する際には三脚を使ってカメラを固定することをおすすめします。もし三脚を用意できないような場合は、手すりや台などの安定した場所にカメラを置くとよいでしょう。

3）セルフタイマーを使用する

3つ目のポイントは、シャッターボタンを直接押さず、セルフタイマーを使用して撮影することです。これは、シャッターボタンを押すときに生じるカメラへの振動を防ぐためです。夜景や暗い室内での撮影の場合、僅かな振動がブレの原因となります。最近ではワイヤレスリモコン機能を持つカメラもありますので、こういったカメラを使用するのも便利でしょう。